富山 生地 観光 清水めぐり

北アルプスの山々から流れ下る黒部川の水は地下水となり、生地のあちこちで清らかな湧き水となって地表に出てきます。この湧水のことを「清水(しょうず)」と呼び、生地の人々は昔から飲み水、炊事、洗濯などに利用してきました。2007年の富山県の調査によると、黒部市で約750か所の自噴井戸が確認され、いたるところで水が湧いているといっても過言ではありません。生地地区には全部で20か所の湧水スポットがあり、湧出量や水質、味わいがそれぞれに異なります。水温は1年を通じてほぼ11℃前後で、適度なミネラルを含んだ「おいしい水」として親しまれています。


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  • みどり町の清水

    背戸川のほとりにあり、緑色のとんがり屋根が目印。生地地区で最も西に位置します。水のきらめきを思わせる青いステンドグラスもきれいです。

    みどり町の清水
  • 前名寺の清水

    お寺の裏に回ると小さな池があり、そこからこんこんと湧き出ている清水です。生地で最も古い清水の一つで、地中に打ち込んだだけの1.5mの鉄管から、清水が湧き出しています。まろやかな味がします。新たに池のまわりを散策することができるようになりました。

    前名寺の清水
  • 田村家の清水(泉水)

    田村家は、江戸時代に境(朝日町)から西岩瀬(富山市)までの漁村を仕切る十村役としてその名を馳せた旧家。邸内の庭園には見事な池があり、清水が湧き出しています。その湧水の美しさは生地随一と言われています。
    ※一般公開はしていません。

    田村家の清水(泉水)
  • 中島の清水

    ほかの湧水スポットに比べると、屋根もなく、コンクリートで囲っただけの簡素なつくり。水が湧き出ている様子がよくわかります。生地の古い清水の姿を今に伝えています。

    中島の清水
  • 神明町の共同洗い場

    背戸川にかかる橋の横にあり、近くに住む人たちが洗い物をしたり、飲み物を冷やしたりする場所。洗い場は階段状に仕切られていて、用途によって使い分けられています。ふれあいの場として大切に守られ、清水が生活になくてはならないものであることがよくわかります。

    神明町の共同洗い場
  • 神田(しんでん)の清水 〔井戸深さ80メートル〕

    名水街道ぞいにあり、とうとうと湧き出す様子が美しい清水です。洗い場の底には小さな石が敷き詰められています。「神明町の共同洗い場」は、この「神田の清水」の昔の面影をしのび、再現したもの。

    神田(しんでん)の清水 〔井戸深さ80メートル〕
  • 弘法の清水(神明町西)

    昔、弘法大師さまが生地にいらっしゃったとき、錫杖で突かれたところから清水が湧き出たという言い伝えから名付けられました。土管の中から湧く水は清冽で、昔ながらの素朴な風情を残しています。

    弘法の清水(神明町西)
  • 弘法の清水(神明町東)

    昔、弘法大師さまが生地にいらっしゃったとき、錫杖で突かれたところから清水が湧き出たという言い伝えから名付けられました。名水街道から、細い路地を入った先にあります。

    弘法の清水(神明町東)
  • 殿様清水 〔井戸深さ75メートル〕

    前田藩藩主が、江戸参勤の帰り道、生地村を通ったときに飲まれたという湧き水。ことのほかおいしいと賞賛され、以後「殿様清水」と呼ばれるようになりました。

    殿様清水 〔井戸深さ75メートル〕
  • 絹の清水 〔井戸深さ75メートル〕

    江戸時代、隣にあった豆腐屋さんのとうふが、絹のように滑らかだったのでこの名が付きました。ここの湧き水を使って作るとうふは、光沢ときめの細かさで絶品と評判だったそうです。

    絹の清水 〔井戸深さ75メートル〕
  • 岩瀬家の清水

    皇國晴酒造の敷地内にあります。深さ150メートルの井戸から湧く豊富な地下水は、今も昔も変わらぬまろやかさ。仕込みはもちろん、洗浄や冷却にも利用され、酒造りになくてはならないものです。
    ※平日・土曜日の8:00~17:00公開(日曜日・祝日は非公開)

    岩瀬家の清水
  • 弘法の清水(四十物町) 〔井戸深さ83メートル〕

    昔、弘法大師さまが生地にいらっしゃったとき、錫杖で突かれたところから清水が湧き出たという言い伝えから名付けられました。湧出量は清水庵の清水に次いで生地で2番目の多さ(1分間に500リットル)。

    弘法の清水(四十物町) 〔井戸深さ83メートル〕
  • 大坪の清水(生地第一温泉跡地)

    ※一般公開はしていません。

  • 清水庵(しみずあん)の清水(共同洗い場)

    元禄2年の夏、『奥の細道』で有名な松尾芭蕉翁が、越中巡遊の途中、当道場の庭にこんこんと湧き出る清らかな水を見て、「清水庵」と名付けられたという言い伝えがあります。湧出量は生地で最も多く、1分間に600リットル。

    清水庵(しみずあん)の清水(共同洗い場)
  • 源兵サの清水

    源兵サの清水は、通り沿いにある清水では一番東側に位置します。道路から背戸川の川面近くまで下りたところに湧き出しています。隣の肉屋さんの屋号(源兵サ)からその名がつきました。

    源兵サの清水
  • 月見嶋(つきみじま)の清水

    新治神社の境内にある月見嶋の池に湧き出す清水。かつて生地が新治村と呼ばれていたころ(12世紀)、付近一帯には「越之湖」という大きな湖が広がっていました。月見嶋の池は、その名残と言われています。

    月見嶋(つきみじま)の清水
  • 生地温泉の清水

    その昔、上杉謙信が病のため歩けなくなったとき、新治神社の神のお告げにより、この地に湧く霊泉で治癒したと言われています。生地温泉たなかやの敷地内では数か所で湧水が見られ、分家筋にあたる詩人田中冬二の詩碑も建てられています。
    ※見学をご希望の方は、たなかやのフロントへお越しください。

    生地温泉の清水
  • 名水公園の清水 〔井戸深さ70メートル〕

    黒部川扇状地湧水群が「全国名水百選」(1985)に選ばれたことを記念してつくられた公園。公園には山をつくり、そこからあふれ出る湧水が黒部川を流れ下る様子をあらわしています。

    名水公園の清水 〔井戸深さ70メートル〕
  • 魚の駅の清水

    魚の駅「生地」の駐車場内にある清水。日展作家、浦山一雄氏作のクルーザー像のほか、黒部の名水キャラクター「ウォー太郎」の石像も設置されています。できたて館・とれたて館をはさんで海側には、足湯ならぬ「足清水」もあります。

    魚の駅の清水
  • 昆布屋の清水

    四十物(あいもの)昆布の店先に湧く清水。共同洗い場を模した形で、階段状になっています。店内では、とろろ昆布製造工程の見学も可能(要予約)。

    昆布屋の清水