まち歩き五七五 10月号

今日は生地を離れ舟見城址へ吟行に出かけました。

 舟見城秋めくものみな静かなり     とおる

 霊弔う流れ灌頂水澄めり          〃

 山城の真下や秋の扇状地         〃

 秋声を五感が聴けり舟見城        菊枝

 俳人に成り済ましたり爽やかに       〃

 秋気澄む将兵祀る鎮守堂         勝司

 秋の蜂かやぶき屋根の白壁に       〃

 静寂の舟見城址や秋蛙          悦子

 新川の刈田見下ろす舟見城         〃

 いにしえの参勤交代秋の道        貞子

 はらはらと栗の葉落つる音のして      〃

 胡桃落つ城跡の風八百年         憲子

 彼岸花城いくたびか甦り           〃

 城跡の歴史を知るや野菊晴れ       恵子

 城あとの山の本陣秋季澄む        かつ子

   眼下に黒部扇状地、その先に穏やかな富山湾

     かすかに能登半島の影も見えました。

 

そうそう朱鷺が戻ってきています。

 朱鷺見んと運転止めぬ刈田の景        晶子