生地と北海道とのつながり

 6月1日に北海道新聞社の方が取材に来られました。今回「黒部川沿いの名水」というテーマでの取材でした。この生地は黒部川湧水群の末端に位置し、清水(しょうず)の里としても知られるようになりました。

 清水庵の清水、弘法の清水、岩瀬家の清水、前名寺の清水、神明町の共同洗い場と名水コースを回りました。それぞれの味の違いはもちろんですが、昔から共同洗い場として地元の人たちが活用していることに、すごく感動しておられました。

 富山県は、北海道とのつながりが深く、特に生地は北方四島からの帰国者が,内地側では最も多い地域です。生地の地形は小さな岬になっており、かつ急峻な深い海を抱えています。1700年代の北前船、明治に入り帆船から代わった大型蒸気船の寄港地になりました。大きな港があまりない時代ですから、海岸まで寄せれる所は、富山県東部では生地しかなかったわけです。そして生地の漁港が北洋漁場開拓への海の駅になりました。北海道には黒部の出身の方を先祖にしている方が、大変沢山いらっしゃることから、その歴史の一端を見ることができます。開拓ルートは大きく分けて2つのルートがありました。1つは、北方四島へのルート、もう一つは樺太へのルートでした。そんな北海道との深い歴史を感じていただき、北方四島の歴史資料館も見ていただきました。

 北海道新聞で掲載され、少しでも先祖の故郷・生地に思いを馳せていただければ幸いです。できれば一度訪れてください。DSC01037.JPGDSC01035.JPG